12月7日の13時から大阪市会こども教育委員会が開催されています。ここでは西船場幼稚園の廃園に関する条例改正案(議案236号)が提案されています。

そこで、委員や答弁者等の発言を聞き取り、要旨等を掲載します。誤りがあってもご容赦下さい。なお、正確な内容は大阪市会ウェブサイトをご覧下さい(数日後に録画放送が掲載される予定です)。

委員・答弁者の主張要旨

○佐々木委員(維新)
・運動場への増築は不可能、幼稚園用地の利用は行政として現実的な案だと考える
・行政として幼稚園の併設が可能か丁寧に検討して欲しい
・花乃井中学校区のラウンドテーブルで速やかな議論が必要である

○永井委員(自民)
・最大38学級まで増設とは到底無理、子供の事を考えて欲しい
・タイムスケジュールは理解しているが、寝耳に水的な感が抜けていない
・地域・保護者の理解が得られていない
・更なる改善の余地があり、考えて頂けると理解した

○永田委員(公明)
・西船場・靫幼稚園関係者から、機能移管後の環境を心配する声が上がっている
・懸念は払拭し切れていない
・住民説明会は日時・場所・一時預かり等を工夫し、多数の住民・子育て世帯が参加できる様にして欲しい

○江川委員(共産)
・増築後は運動場3,500平方メートル、1人あたり3.1平方メートル、市内最狭となる
・大阪市の基準では24学級以上は分離独立・分校が望ましいしているが、平成34年度に29学級に達する予定
・仮に幼稚園を廃園しても、西船場小学校がパンクするのは時間の問題

○大阪市(各担当者)
・幼稚園舎と一体化した場合でも100メートルトラックを確保できる
・高層園舎となるのでセットバック等が必要となり、整形化された運動場は減少する

・西船場幼稚園から堀江幼稚園までは1.8km、自転車等を使えば登園可能
・堀江幼稚園の3歳児は20人から65人へと増員する

・増築案では30学級まで対応可能、更に8学級を増築可能
・31学級は文部省から過大規模校とされているので、今後は検討していきたい

・遅くとも平成29年度の増築校舎の予算決定(2月市会?)までに決議が必要
・ラウンドテーブルは来年4-5月の開催を目指したい(但し現区長は異動後?)

○市長
・子供が通っている小学校の運動場は1人あたり4.0平方メートル、狭さは感じる
・靫幼稚園へ機能移管、堀江幼稚園の1号部分でも幼稚園ニーズを対応可能
・苦渋の判断
・未就学児数のみでなく傾向、都市計画等を踏まえて教育環境を考えていきたい

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