遅くなってしまいましたが、H29新設保育所紹介、第8回は「はらっぱ舎(港区)」を取り上げます。

基本データ
仮称はらっぱ舎(港区)
住所港区市岡元町2丁目5-4?
予定定員55名
施設
設置・運営法人公益社団法人子ども情報研究センター
電話番号06-4708-7087
ホームページhttp://www.kojoken.jp/hoikusho/

はらっぱ舎は港区市岡元町2丁目5-4付近に設置されます。設置場所は弁天町駅から東へ500メートル程度、中央大通から脇に入った道沿いとなります。建設までは何も使われていない空き地となっており、雑草が生い茂っていました。

実は昨秋に現地を見に行ったのですが、これから工事を行う雰囲気を全く感じませんでした。「本当にここに保育所が設置されるのか?」と疑問に感じてしまい、記事化を見送っていました。

改めて現地を確認したところ、無事に工事が進んでいました。ようやく記事化できます。

中央大通は非常に交通量が多い幹線道路ですが、保育所周辺の脇道を走る車はあまり見かけませんでした。大通は歩道が非常に広く、自転車登園に適している道だと感じました。

反対に注意が必要なのは脇道です。周囲は金属加工等を営んでいる小工場が集積しています。軒先にドラム缶・金属片・ポリ容器等が山積みになっている工場もあります。

また、道路と工場を金属板を渡している箇所が多く、子供が引っかかってしまう危険性は極めて高いでしょう。大通とは異なる風景です。

登降園の際は脇道を出来るだけ通らず、中央大通や直行する二車線道路を通行するのが良いでしょう。

建物の主要構造部分の工事は終わっていました。ただ、1階部分の壁面が未だ出来上がっておらず、急いでいる雰囲気は感じられました。

内装工事・外構工事等も踏まえると、園舎が完成するのは3月下旬となるのではないでしょうか。4月開所は大丈夫でしょう。

園舎を建築する敷地はあまり広くありません。緑フェンスで囲まれた隣接地は敷地ではない様子です。その為、園庭は設けられないと考えられます。

ただ、保育所の向かい側に、地元町会が管理している「こどものあそび場」があります。遊具等はありませんが、まとまった土地が広がっています。思う存分に身体を動かして遊べそうです。

設置・運営するのは公益社団法人子ども情報研究センターです。子どもの権利に関する調査研究・相談・研修等を行っています。

【H29保育所等一斉入所申込分析】(19)港区(簡易版)で紹介した通り、港区は東部地域、特に弁天町駅周辺の保育所へ入所しにくい状況となっています。

新設される同保育所も、1次調整の段階で0-2歳児はほぼ全定員を充足しています。系列の小規模保育施設「はらっぱ舎AIAI」からの進級者も併せ、数年後には3-5歳児も定員を満たすでしょう。