昨年4月に大阪市淀川区の認可外保育施設「たんぽぽの国」にて、預けられた男児が死亡する痛ましい事故が起きました(詳細はこちら)。

警察による捜査が進み、施設長等3人を書類送検する方針が固まったそうです。

男児うつぶせ死、管理に問題 元保育施設長ら書類送検へ

 安全管理を怠り、昼寝をしていた1歳2カ月の男児を死なせたとして、大阪府警が14日にも、認可外保育施設「たんぽぽの国」(大阪市淀川区)の当時の男性施設長(44)と60代の女性保育士、40代の女性職員の3人を、業務上過失致死の疑いで書類送検する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、3人は昨年4月4日午後、施設で昼寝する男児から目を離し、死なせた疑いがある。司法解剖の結果、男児の死因はのどに嘔吐(おうと)物を詰まらせた窒息死だった。

 当時、施設では保育士と職員の2人で子ども11人をみていた。男児は同日午後2時40分ごろ、昼寝を始めたが、同3時ごろから目を離し、同15分ごろにうつぶせの姿を確認。同25分ごろに保育士が、うつぶせでぐったりしているのに気づいたという。すぐに人工呼吸し、救急搬送したが、病院で死亡が確認された。

 男性施設長には安全管理面の指示・監督不足の疑いがある。

http://www.asahi.com/articles/ASK3F6HC6K3FPTIL03B.html

保育施設での死亡事故では保育者の過失等がはっきりしない事が珍しくありません。代表的なのは睡眠時無呼吸症候群やうつぶせ寝のケースでしょう。

一方、本件の死因は喉に嘔吐物を詰まらせた窒息死でした。保育者や保育施設の管理運営に関する過失を認定しやすかったのではないでしょうか。

警察の捜査と並行して、大阪市が設置した第三者委員会による調査も進んでいます。

こども・子育て支援会議 教育・保育施設等事故検証部会

結果は近日中に発表される予定です。

亡くなった児童の冥福を祈るとともに、こうした痛ましい事故を繰り返さない様に気をつけていくべきでしょう。