昨年から徐々に導入され、今年から全国各地で大規模に展開される見通しなのが「企業主導型保育」です。

名前を聞いた事がある方は少なくないと思います。一方、保育内容・開所場所・運営事業者等に関する情報は少なく、利用を考えている方が調べるのは決して容易ではありません。

そこで今回は「施設の名称・おおよその場所・定員・連絡先など」に関する情報の調べ方、すなわち「企業主導型保育の探し方」に焦点を当ててみます。

施設情報は助成決定資料へ集約

お住まいの地域にある企業主導型保育を調べようとしても、自治体のウェブサイトには殆ど掲載されていません。

たとえば大阪市の場合では、認可外保育施設一覧に一部施設が掲載されています。しかし、掲載されている企業主導型保育は数カ所のみに留まり、大部分の施設は掲載されていません。

施設に関する情報が大阪市へ提供されるのが遅く、加えてサイト更新も頻繁に行われない為でしょう。

企業主導型保育の開所情報が最も早く、かつ網羅的に集まっているのは「公益財団法人 児童育成協会」のウェブサイトでしょう。以前に内閣府ウェブサイトを紹介しましたが、同財団の方が早いです。

同財団は企業主導型保育への助成決定を担当しています。「助成決定一覧」という資料に、これまで決定された施設の名称・おおよその設置場所・定員・連絡先等が記されています。

例えば第17回目の助成決定段階では、全国で857施設・定員20,006人分の内容が掲載されています。

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たとえば大阪市内では、既に約30箇所の企業主導型保育へ助成が決定されています。多くの施設はこの4月以降に開所する予定です。

詳細先へ電話、もしくは自治体の保育窓口へ相談を

しかし、この資料には詳しい設置場所は記載されておらず、登園できる範囲に施設があるかは読み取れません。

具体的な設置場所を知るには、運営者へ直接問い合わせる方法が考えられます。この資料には、運営者(照会先)の名称・連絡先が記載されています。電話し、設置場所・保育内容・見学の日時等を訊ねます。

より簡単な方法は自治体(市役所や区役所の保育課)への問い合わせです。ウェブサイトに公開されている資料では市区町村までしか住所が記載されていません。

しかし、元となる資料(エクセルファイル)には番地レベルまでの住所が記載されており、自治体の保育担当で共有されていると聞きました。

保育担当窓口へ訊ねれば、近隣に設置される企業主導型保育の場所や一覧表などを入手できそうです。

なお、大阪市では届出があった施設については「認可外保育施設一覧」に掲載しています。現時点では1月末までの情報しか掲載されていないのが難点です。

企業主導型保育の是非については様々な指摘が行われています。しかし、少なくとも保育先に困っている保護者にとっては有力な選択肢となるのは間違いないでしょう。