H30新設保育所紹介、第20回は「えがおの森保育園・どうしん(北区)」です。

なお、「大阪市内で平成30年4月までに開所する保育施設が発表されました!」に他施設の一覧表を掲載しています。ご参照下さい。

基本データ
仮称えがおの森保育園・どうしん
住所北区同心1-6-27
開所予定日平成30年4月1日
予定定員70名
設置・運営法人株式会社千趣会チャイルドケア
電話番号06-6881-3229(大阪運営部)
ホームページhttps://www.senshukai-childcare.jp/facilities/doushin.html

「えがおの森保育園・どうしん」は北区同心1丁目に設置されます。天満1交差点の西、北消防署与力出張所の近くです。

最寄駅はJR大阪天満宮駅・天満駅、地下鉄南森町駅・扇町駅となります。いずれも徒歩8分から10分程度の場所にあります。梅田東部・淀屋橋方面でしたら、自転車で出勤した方が早いかもしれません。

地名の通り、この地域は江戸時代から下級武家の屋敷等が多い地域だったそうです。その名残か、一つ南の通りには多くの寺社が残っています。しかし、現在はマンションが大部分を占めています。

設置予定ビルは通販大手の株式会社千趣会がビジネスセンターとして利用していました。ここで同社の子会社が保育所を設置・運営します。

現在は改装工事が行われています。外部は柵で囲まれ、内部の様子は分かりません。時折車輌や人の出入りがあったので、工事が粛々と進行しているのでしょう。

保育所は同ビルの1-3階部分を利用します。1階は0歳児・2歳児室、2階は1歳児室・3-5歳児室、3階が職員室等として使われます。

オフィスビルを保育所へ転用するので、残念ながら園庭はありません。図面を見る限り、屋内遊戯場等も無さそうです。必要があれば、親会社の施設を利用するかもしれません。

園庭代わりに利用される可能性があるのは与力町公園です。同公園は広い野球場がある一方、小さな子供が遊べる公園部分は猫の額ほどの広さしかありません。

公園の様子を見に行ったときは常時10人以上の子供達が遊んでいました。3組ほどのグループがボール遊びをし、しばしばボールが車道へ転がっていきました。公園と車道の間には隙間が広い柵しかありません。

与力町公園は、多くの子供が安全に遊ぶには適していませんでした。残念です。

————-
(11/27追記)
下記のコメントを頂きました。ありがとうございます。

この近隣に住むものです。いつもサイト参考にさせていただいております。
与力町グラウンドについてですが、土日は野球等で使用していますが、平日の昼間は近隣の保育施設(幼稚園含む)の子どもたちがよく遊んでいます。広いグラウンドで元気に走り回っている姿を見ます。
東天満公園にもよく行きますが、あまり保育施設の児童は見かけません。
近隣の保育園に見学に行った際も、与力町グラウンドをよく利用するとお伺いしました。

私が見に行ったのは週末の夕方でした。平日日中でしたら、広いグラウンドを使って遊べるようですね!
————-

もう一つの候補は東天満公園です。天満橋1交差点を渡った先、帝国ホテル大阪の西側にあります。大きな滑り台と広場があり、子供達が走り回って遊べます。こちらの公園の方が良いでしょう。


http://www.city.osaka.lg.jp/kita/page/0000002164.html

えがおの森保育園・どうしんを設置・運営するのは株式会社千趣会チャイルドケアです。本社は品川区にあります。

実は同じビルにて、同社は企業主導型保育「えがおの種保育園」も運営する予定です。運営方式は異なるものの、日常の保育や行事等は可能な限り一緒に行うのではないでしょうか。認可保育所と企業主導型保育の一括運営は新しい方式です。

同保育園が開所する北区南東部は、保育所へ入所するのが市内で最も難しい地域の一つです。大型マンションが次々に増える一方、保育所の整備が追いつきません。

工事の着工が待たれる新設保育所が多い中、同園は予定通りに4月開所を迎えられそうです。