(4月開所予定を6月へ延期した、なにわの森保育園建設予定地)

認定こども園へ移行する東粉浜幼稚園の園舎建築工事が遅れ、4月から6月開園へずれ込むと公表されました。

掲載された文章の中に、非常に重要な文言がありました(太字で強調)。

 平成31年4月に認定こども園へ移行の東粉浜幼稚園 2歳児(3号認定)クラスは、当初平成31年4月1日開園予定でしたが、平成31年6月1日開園予定に変更となりました。詳細につきましては下記【法人からご報告とお詫び】をご参照ください。3歳児~5歳児(2号認定)クラスは、平成31年4月1日開園予定です。

なお、平成31年4月から東粉浜幼稚園2歳児(3号認定)クラスへ転所の申請をされている方で、平成31年度一斉入所内定が出た場合は、現在入園中の保育施設等を平成31年3月末日で退所の上、開園までいったんお待ちいただくことになります。

http://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000452109.html

現在保育所等に入所している方が東粉浜幼稚園2歳児クラスへ転所申請・入所内定した場合、在籍中の保育所は3月31日で退所しなければなりません。

4月1日から5月31日までの保育は大阪市は提供しません。各家庭が独自に確保する必要があります。保育期間に空白が生じてしまうのです。

実は昨年も全く同じ話がありました。「4月から開所までの保育先を確保するメドが立たない!」「1ヶ月だけ認可外に申し込まざるを得ない」というメールを頂きました。

【酷い話】開設延期による「保育空白期間」・・・広がる影響

昨年以上に今年は開所を延期する保育所等が相次いでいます。現時点で少なくとも4保育所等が4月開所を延期すると公表しています。

また、当方の現地調査によって更に数カ所の保育所等が「4月開所は極めて難しいのではないか」と推測されています。

【3/29更新】大阪市内で平成30年秋以降に新設・開所する保育所等を集約しました

育休からの復職や就職が内定される方は、仕事を始める時期が大きくずれてしまいます。また、在籍中の保育所等から転所する方は、保育空白期間が生じる恐れが強いです。

少なくとも2保育所が開所を延期した昨年は、非常に大きな戸惑いと混乱が生じていました。

申込書や面接で開所延期した場合の取扱いを訊ねたとは言え、開所延期による悪影響を申込者へ転嫁されてしまいました。

今年も同じ構図が想定されています。開所が延期されても、誰も責任をとってくれません。確固たる救済措置はありません。

新設保育所等を希望保育所等としている方は、確実に4月1日に開所するか否かを必ずご確認下さい。区役所や運営事業者への問い合わせ、そして建設予定地を自らの目で確かめるのが効果的です。