保育所で入所説明会が行われたり、入所へ向けて慌ただしく準備を行っているご家庭も多いと思います。準備で大変なのが「持ち物への記名」です。服やタオルと言った毎日の持ち物は勿論、クレヨン1本1本やオムツ1枚1枚等にも記名を求められました。

しかし、こうした準備は当然のものでした。入所後に改めて気付きました。他の児童の荷物が頻繁に混入していたのです。

児童が保育所で生活するのに必要な荷物は地元の量販店で購入するケースが多く、複数の児童の持ち物が重複するのは専らです。特にチェーン展開している子供用ブランドは多いそうです。また保育士さんは多くの園児への対応で忙しく、他の子のロッカーやカバンに誤って収納してしまうのは仕方ないかもしれません。

深刻なのは保育所を経由で皆が同じ物を購入した道具です。記名がなければ誰の物か全く分かりません。

保育所からカバンを回収し、洗濯機で洗った後に干そうとした所、見慣れない着替えを見つけた事は両手で数えきれません。ただ、ほぼ混入していた着替えは確実に記名してあったので、保育所を経由で持ち主に返却できました。逆に他の方のカバンへ混入してしまい、数日後に返ってきたケースもしばしばでした。

「皆が似た様な物を持っている」「注意しても荷物の混入は発生する」という前提の下、持ち主の特定に必要な「記名」は必須です。

記名に必要なのが「名前ペン」や「スタンプ」です。

記名で要注意なのは「保育所への持ち物は服やタオル等の布類が中心で、黒色も多い」という点です。布類への記名に特化した名前ペンや白色ペンが役立ちます。また、簡単に大量の記名できるスタンプは、大量の持ち物に記名する作業を楽にしてくれます。

記名漏れは直前に慌てる原因の一つであり、「荷物の紛失」と言うトラブルを引き起こす原因でもあります。くれぐれも早めにご準備下さい。我が家では保育所に着ていかない余所行きの服にも記名してしまいました。