小さな乳幼児と一緒にお出掛けするとき、常に気に掛けているのは「オムツ交換・授乳・ミルクが作れる場所」です。万が一の時に近くに見つからなかったら、本当に右往左往してしまいます。

反対にこうした場所が身近にあり、気軽に見つけて利用できるのであれば、子連れで外出するハードルは大きく下がります。

これを具体化しているのが「赤ちゃんの駅」です。全国で広がりつつあり、大阪市も整備を始めます。

「赤ちゃんの駅」大阪市が開始へ

赤ちゃんを連れた親をサポートするため、大阪市は来年度から、授乳やおむつ替えができる場所をスマートフォンの地図などで検索できるようにする取り組みを始めることになりました。

赤ちゃんを連れた親が、外出先で授乳やおむつ替えができる施設を自治体がホームページなどで公開する取り組みは、「赤ちゃんの駅」と呼ばれて全国に広がっていて、大阪市も来年度から始めることになりました。

取り組みでは、親が「赤ちゃんの駅」を見つけることができるよう、市に登録した民間の施設などが、赤ちゃんの絵が描かれた共通のステッカーを、見えやすい場所に貼ることにしています。

さらに大阪市は、「赤ちゃんの駅」を、スマートフォンの地図で検索できるようにすることにしています。

大阪市は、今月から登録する施設の受け付けを始め、4月中には、地図での検索などができるよう、環境を整備していきたいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190114/0011502.html

細かい内容は大阪市ウェブサイトに掲載されています。

平成31年1月10日 14時発表

大阪市では、乳幼児を連れた保護者の外出を支援するとともに、社会全体で子育てを応援する気運の醸成を図ることを目的として、平成31年4月1日(月曜日)より「大阪市赤ちゃんの駅事業」を新たに開始することとしました。

また、事業の開始にあたり、平成31年1月15日(火曜日)より、こども青少年局において登録事業者の受付を開始します。

乳幼児を連れて外出する保護者にとって、外出先で授乳やおむつ替えができる場所を簡単に見つけられることは非常に大切です。

そのため、乳幼児を連れた保護者に授乳やおむつ替えができる場所を提供できる施設を「赤ちゃんの駅」として登録し、それを一覧やマップなどでの周知や、外出先でスマートフォンを使って検索できるようにしたり、共通マークの掲示により見つけやすくすることで、子育て世帯の外出を支援していきます。

授乳やおむつ替えの場所をすでに設置している施設、またこれから設置する施設もぜひ「大阪市赤ちゃんの駅事業」の趣旨に賛同いただき、多くの施設からの登録をお願いします。

http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0000456749.html

利用できる施設には、こうしたマークが表示される様になります。

指定されているのは公共施設・子育て支援施設・大型商業施設が多い

全国各地で広がりつつある「赤ちゃんの駅」をまとめたページを、ベビー用品大手であるコンビが公開しています。

赤ちゃんの駅マップ
http://www.combi.co.jp/brand/combiwith/babystation/list/

大阪府内では門真市・箕面市・高槻市・大東市等が赤ちゃんの駅を指定しています。

指定されている施設は、公共施設(市役所や公民館)・子育て支援施設(保育所や幼稚園)・大型商業施設(百貨店)が主です。

本音では「少し利用しにくいな」と感じました。赤ちゃんの駅を特に利用したいのは、慣れない場所です。

そうした場所で公共施設や子育て支援施設といった地域に密着した施設を見つけるのは、決して容易ではありません。高いビルならまだしも、低層の公民館や保育所は近くまで行かないと認識できません。

また公共施設であればオムツ交換等が出来る場所があると多くの方が既に認識しているでしょう。分かっている場所にステッカーを貼っても、大きな効果は見込めません(あった方が良いですが)。

ステッカーを駅・スーパー・コンビニに貼って欲しい!

では、どこに「赤ちゃんの駅」があれば便利でしょうか。私が思い浮かべたのは「駅と中小型商業施設」です。大阪市内なら全ての鉄道駅、食品スーパーやコンビニエンスストアです。

徐々にオムツ交換が出来る大型トイレ等が駅に整備されています。しかしながら、不慣れな駅で見つけるのは非常に大変です。

例えば地下鉄駅の場合、エレベーターで降りて構内図を見ないと分かりません。急いで降りても大型トイレがなかったら愕然とします。反対側の改札口にある事も少なくありません。

大型トイレ等が整備されていない、エレベーターでアクセス出来ない、そして改札口から非常に遠い場所にある駅もあります。

近くの鉄道駅では一方の改札口から非常に遠くて分かりにくく、改札横の目立たないスペースでオムツを交換している姿を何度も見かけました。

街中をベビーカーを押して移動している時であれば、真っ先に気づくのは食品スーパーやコンビニエンスストアでしょう。

一部のスーパーやコンビニにはオムツ交換台が設置されています。しかし、施設外から認識するのは非常に難しいです。施設の出入口にステッカーがあったら、本当に助かります。利用したら、お店で何かを購入するでしょう。

大阪市は各施設からの登録を募集しています。しかし、より子育てしやすい環境を整備するのであれば、大阪市が登録して欲しい施設に登録を促すべきでしょう。

真っ先に進めて欲しいのは「地下鉄駅の地上部分への表示」です。地下出入口に「赤ちゃんの駅」ステッカーを貼ると同時に、エレベーター等を利用した動線を掲示して欲しいです。