H26保育所一斉入所結果分析、17回目はリクエストにお応えして港区を取り上げます。
各保育所毎の新入所者数・入所者平均点・入所基準点を取り上げ、H25とH26を比較した上で分析検討を行ってみます。
(入所者平均点・入所基準点の計算方法はこちらに記載しています。)
また、【H26保育所入所申込状況分析】(18)港区も参考にして下さい。

※各区の分析を順次行っていますが、「○○区の状況を早めに知りたい」「○○保育所についてもっと突っ込んだ分析を」というリクエストがありましたら、コメント欄やお問い合わせからお寄せ下さい。

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【H26】大阪市子育て支援施設データ&マップ(非公式)より

保育所名H26入所者数H26入所者平均H26入所基準点H25入所者数H25入所者平均H25入所基準点
安治川保育園28185.117526191.3155
アソカ学園60152.012565148.3125
池島保育園18180.616520183.5135
磯路保育所23186.816530186.2155
田中保育所26173.612530177.8135
八幡屋保育所24167.212529173.8135
善児園55166.612540168.8135
築港保育園8165.5959173.3135
波除学園24190.917530196.8175
日輪学園保育所69184.215570189.2155
港乳児保育センター22173.214527190.3165
港保育所35184.715544183.0155

港区は就学前児童数の減少が市内で最も激しい区です。
平成26年4月1日現在で3,721人と前年から161人(約4.3%)も減少しています。
新規入所申込数・新規入所児童数はそれ以上の割合で減少しています。

【H26保育所入所申込状況分析】(18)港区で指摘した東部エリアと西部エリアの違いは、結果でも現れています。
弁天町駅を中心とする東部エリアの4保育所(安治川保育園・磯路保育所・波除学園・日輪学園保育所)の入所基準点は昨年と同値か上昇しています。
一方、西部エリアは入所基準点が低下した保育所が多くを占めます。
入所者平均点はほぼ全ての保育所で低下しています。
区内全域で未就学児が減少し、特に西部エリアで顕著だと推測されます。

入所基準点が比較的高いのは、先に挙げた4保育所と西部エリアので朝潮橋駅に近い池島保育園・港保育園です。
今後も未就学児の減少傾向が続くと考えられ、入所基準点は区内全域で横ばいか低下が予想されます。