来年4月からの適用を検討している大阪市の新たな幼稚園・保育所保育料(素案)による影響が明らかになりました。
(注意:あくまで市が作成した素案であり、議会で可決された事項ではありません。)

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http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu260/live/pdf/20140912murakami2.pdf よりjpeg化

9月12日の大阪市会子ども教育委員会にて村上満由議員(大阪維新の会)が配布した資料です。

上記資料や同委員会での発言によると、『市立幼稚園は全員値上げ、私立幼稚園はほぼ全員が値下げ、保育所は大半の方が値上げ』という見通しです。

【市立幼稚園】
全利用者4,098人の保育料が値上がりする見込みです。

【私立幼稚園】
ほぼ全員(私立幼稚園利用者の約96%)は現行制度より利用者負担額が下がり、一部の方は現状維持という見込みです。
ただ、応能負担が適用される私立幼稚園は、新制度を導入した私立幼稚園に限られるとの情報もあります(確認できないので曖昧な書き方としています、ご理解下さい)。

【保育所】
大半の方(保育所利用者の約83%)は現行制度より利用者負担額が上がります。
下がる方は利用者の約2%、約15%の方は現状維持という見込みです。

保育料素案や値上がり幅等は大阪市子ども・子育て支援新制度にかかる利用者負担額(保育料設定、所得別素案あり)をご覧下さい。

市立幼稚園・私立幼稚園・保育所利用者毎に保育料の変動がはっきり異なっています。
特に市立幼稚園・保育所利用者へ大きな影響を与えるのは間違いないでしょう(繰り返しになりますが、あくまで素案です)。