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(2016/3/9追記)
大阪府の待機児童(H27.10.01)は3,349人(+183)、保留率ワーストは豊中、岸和田・守口・茨木・箕面・摂津も高い
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平成26年10月1日における、大阪府内全域及び各自治体別の保育所入所待機児童・入所定員・利用児童数が公表されました。
保育所数・定員・利用児童数は同程度に増加しており、待機児童の総数は前年同時期から大きな変化はありません。

府内の保育所入所待機児童数等の状況(平成26年10月1日)について

大阪府内(政令指定都市・中核市含む)の保育所入所待機児童数等の状況(平成26年10月1日現在)について取りまとめましたので、お知らせします。

大阪府内の待機児童数は前年同時期と比べ103人減少し、3,166人となりました。利用児童数は152,304人(前年同時期比2,710人増)となっています。また、保育所数は1,295施設(同28施設増)、定員は142,939人(同2,994人増)となっています。【資料1参照】

待機児童数の43市町村の前年同時期比は、増加が16、減少が16、同数が11となっています。【資料2参照】

また、平成26年4月1日現在の待機児童数と比較すると2,042人の増、10月の待機児童数は4月の約2.8倍となっています。(前年同時期は1,879人増、約2.3倍)【資料3参照】

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=18702

保育所利用児童数入所待機児童数(Pdfファイル)から各自治体を個別に見ていくと、東大阪市の待機児童数638人が目を引きます。
大阪府内で最も多い待機児童数となっています。
大阪府内での昨年同時期の待機児童数においても東大阪市は最も多く、そして保育所へ入所しにくい状況でした。
平成26年になって、状況は改善されるどころか悪化している可能性が考えられます。

また、豊中市の待機児童数は昨年の118人から平成26年は250人へと倍増しています。
隣の吹田市が251人から59人へと激減しているのと正反対の結果となっています。

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(2/1追記)
産経新聞が報道しています。

待機児童2年連続減 認可外保育所に対する認知広がる 大阪府まとめ

府は30日、府内の保育所待機児童が昨年10月1日現在で前年同時期と比べ、103人減の3166人だったと発表した。府は毎年春と秋の2回統計を取っており、10月の統計で待機児童が減ったのは2年連続。府の担当者は「認可外保育所に対する認知が広がったことや、保育所が増えたため」と分析している。

府内43市町村別では、吹田、岸和田、池田、貝塚、寝屋川各市など計16市で減少した。減少幅が最も大きいのは吹田市で、192人減の59人。大阪市は69人減の377人だった。

一方、増加したのは豊中、泉大津、守口、茨木、八尾各市など16市町で、増加幅が最大の豊中市は132人増の250人。堺市は45人増の290人だった。

また、待機児童数が「0」だったのは、泉佐野、泉南各市、豊能、能勢、忠岡、熊取、田尻、岬、太子、河南各町、千早赤阪村の11市町村に上った。

府は平成26年度予算で保育所整備などに約135億円を計上。保育所数は25年度と比べ28施設増の1295施設となり、定員も2994人増の14万2939人に拡充している。

http://www.sankei.com/region/news/150131/rgn1501310024-n1.html

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