大阪府内の待機児童数等の状況(平成26年10月1日)では、各自治体別の利用児童数・待機児童数も公表されていました。
これらの数字を利用して、今回は各自治体・年齢別の待機率を算出してみました。
なお、昨年の数字はこちらに掲載しています。

市町村名待機率(待機児童数/利用児童数) H26.10.1
0歳1歳2歳3歳4歳以上
岸和田市0.6%3.5%1.2%0.3%0.5%0.0%
池田市0.3%0.0%0.8%0.4%0.7%0.0%
吹田市1.0%4.9%2.7%0.8%0.5%0.0%
泉大津市4.1%14.8%8.6%1.5%5.2%0.0%
貝塚市0.9%8.8%1.9%0.0%0.0%0.0%
守口市3.2%14.4%6.9%2.7%2.1%0.9%
茨木市4.7%20.3%7.6%5.0%2.7%0.1%
八尾市3.1%15.5%9.2%2.9%0.7%0.1%
泉佐野市0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
富田林市1.1%0.0%6.7%0.0%0.0%0.0%
寝屋川市0.7%3.2%1.6%0.9%0.0%0.0%
河内長野市1.6%11.9%2.9%0.0%0.0%0.0%
松原市4.6%24.2%7.0%4.6%1.7%0.5%
大東市0.5%4.8%0.8%0.0%0.0%0.0%
和泉市2.4%8.3%8.3%3.4%0.0%0.0%
箕面市4.9%33.8%5.8%4.0%2.1%0.0%
柏原市2.5%28.1%0.5%2.5%0.0%0.0%
羽曳野市1.6%5.4%2.3%3.1%1.3%0.0%
門真市5.0%34.5%5.8%4.0%2.2%0.4%
摂津市5.2%32.0%9.5%3.5%0.0%0.0%
高石市0.4%3.9%0.0%0.0%0.0%0.0%
藤井寺市5.7%19.2%17.4%7.9%2.6%0.0%
泉南市0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
四條畷市3.5%18.6%6.1%2.2%2.3%0.3%
交野市2.2%16.3%5.3%0.0%0.0%0.0%
大阪狭山市6.8%29.2%16.8%2.1%6.4%0.0%
阪南市0.8%14.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
島本町4.1%17.3%9.4%0.9%3.8%0.4%
豊能町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
能勢町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
忠岡町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
熊取町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
田尻町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
岬町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
太子町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
河南町0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
千早赤阪村0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%
大阪市0.8%3.5%2.0%0.8%0.3%0.0%
堺市1.9%12.3%2.1%1.3%0.6%0.2%
高槻市0.4%2.5%0.0%0.8%0.0%0.0%
東大阪市8.4%42.4%23.2%8.2%2.3%0.5%
豊中市4.7%16.4%12.1%4.5%1.5%0.6%
枚方市1.7%6.5%3.3%2.9%0.2%0.0%
大阪府計2.1%10.4%4.4%1.9%0.7%0.1%

昨年と同様、10月1日時点での待機率は0歳児が突出しています。
一斉入所で入所できなかった児童に加え、年度後半生まれで一斉入所申込ができなかった児童が途中入所を申し込んでいるからでしょう。
なお、0歳児の待機率が大阪府内で最も高いのは東大阪市の42.4%です。
少なくとも3年連続で府内最高値となっています。

自治体別に見ると、大阪市・堺市を取り囲む自治体での待機率の高さが目立ちます。
最も高いのは昨年と同じく東大阪市、次いで大阪狭山市です。

昨年は2.3%だった豊中市の待機率が、今年は4.7%と急上昇しています。
全ての年齢で満遍なく上昇しており、特定の地域で保育所ニーズに追いつかず、待機児童が大量に発生している可能性があるでしょう。
対照的に吹田市は激減しています。
待機児童が多い地域を中心に、保育所等の整備を進めたと窺えます。