市立保育所における物品購入の見積書偽造・地下鉄の不正乗車の疑いにより、大阪市こども青少年局保育所運営課の担当係長が懲戒免職処分にされました。
数ヶ月前まで市立保育所の保育所長だった可能性があります。

地下鉄タダ乗り、見積偽造…大阪市の52歳女性職員を懲戒免職

 物品購入のための見積書を偽造したり、地下鉄で運賃を支払わない不正乗車をしたりしたとして、大阪市は31日、こども青少年局保育所運営課の女性職員(52)を懲戒免職の処分とした。女性職員は市営地下鉄の自動改札を通る際、前の乗客に体を近づけて一緒に通り抜ける手口で、不正乗車を少なくとも4回行っていたという。
 市によると、女性職員は昨年、掃除機などの購入担当者として複数の業者から見積書を取る必要があったにもかかわらず、過去に別の物品購入で業者から受け取った見積書の印鑑を切り張りするなどの手口で、4社分の見積書を偽造したとしている。
 偽造した見積書の作成日がすべて同じなど不自然な点があり、発覚。女性職員は「思うようなスケジュールで取れなかった」と話しているという。
 また不正乗車については昨年11月、外部から通報が寄せられた。市は同月下旬から12月中旬の間の8日間、女性職員が通勤で利用する市営地下鉄の淀屋橋駅の自動改札付近で張り込み、不正乗車を確認した。女性職員は「運賃を浮かせるためだった」と説明しているという。

http://www.sankei.com/west/news/150331/wst1503310025-n1.html

大阪市の女性係長、懲戒免職
[2015年3月31日13時44分]  大阪市は31日、物品購入の契約手続きで見積書を不正に作成したほか、運賃を支払わずに地下鉄に乗車していたとして、こども青少年局保育所運営課の女性係長(52)を懲戒免職処分にした。
 市によると、女性は昨年7月、市立保育所で使う電化製品を購入するため、業者の見積書を作成する際、過去に使用された業者の代表者印を切り貼りするなどの不正を行った。市が9月に女性から聞き取り調査を行い、発覚した。女性は勤務状況に問題があり特別研修中で、「焦りを感じていた」という。
 女性は出勤の際、市営地下鉄のなんば-淀屋橋間で改札を通り抜けるなどして不正乗車していたことも判明した。(共同)

http://www.nikkansports.com/general/news/1454736.html

(ソース追加)

勤務成績悪い市女性係長、見積書偽造に不正乗車
2015年04月02日 07時49分

 大阪市は31日、物品購入の見積書を偽造したり、地下鉄で不正乗車をしたりしたとして、市こども青少年局保育所運営課の女性担当係長(52)を懲戒免職処分にしたと発表した

 発表によると、係長は昨年7月と8月、保育所で使う物品購入の契約手続きを担当。上司が3社の見積書の日付や形式が同じだったため、作り直しを命じたが、係長は業者から見積書の再提出を求めず、うち2業者の代表者印を切り貼りし、新しい見積書を作成したという。
 係長は勤務成績が悪い場合に受ける特別研修中で、市の調査に「目標をクリアできず焦っていた」と話しているという。

 また、係長は昨年11月~12月、出勤時に少なくとも4回、運賃を支払わずに地下鉄に不正乗車をしていたことも発覚。市は見積書の不正作成と合わせて懲戒免職処分とした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150401-OYT1T50005.html

こども青少年局や保育所運営課の事務分掌・幹部名簿は大阪市ウェブサイトに掲載されています。
こども青少年局の事務分担

懲戒免職処分を受けた職員が在籍していた保育所運営課は職員数1,185人の大所帯です。
多くは市立保育所の管理運営、保育活動の指導及び建物整備に携わっており、各市立保育所に勤務する保育士等が所属する形になっているからでしょう。
事務分担表によると、同課に所属している保育職の担当係長の多くは各市立保育所の保育所長を担っているそうです。

と言う事は、懲戒免職処分が行われた女性係長は、数ヶ月前まで市立保育所の保育所長を務めていた可能性が推測されます。
市立保育所長はほぼ全員が女性であり、また52歳という年齢も適当です。

当該職員は勤務状況に問題があり、特別研修中だったそうです。
こうした問題がある職員を担当係長(恐らくは保育所長兼務)にまで昇進させてしまった事には大きな問題がある様な気がしてなりません。
保育所長を務めていたのであれば、登園している児童や保護者、監督下にある保育所の職員はさぞ大変だったでしょう。
経験上、問題のある上司・管理職ほど困ったものはありません。

なお、以前に【ニュース】任期付き保育士らの昇給を・・・条例改正案提出へにて「平成26年職員の給与に関する報告及び勧告-職種別職員構成(保育士・幼稚園教員)」を掲載しました。
これによると、当該職員(52歳)の給与月額は372,700円(係長職:行政職4級73号給)、年収は約690万円と推定されます。
この水準が適性であるか否かは、様々な評価があるでしょう。