大阪府・神奈川県・沖縄県・千葉県(成田市)で地域限定保育士試験が実施される見込みですの続報です。
9月9日に行われた国家戦略特区諮問会議にて、国家戦略特別区域限定保育士事業の事業計画が認定されました。
地域限定保育士試験が行われるのは、大阪府・神奈川県・沖縄県・千葉県成田市・仙台市です。
仙台市を除く各地域では平成27年度より、仙台市は28年度より実施されます。

地域限定保育士とは下記の様な制度です。

1.地域限定保育士試験の合格者は、地域限定保育士として登録後、3年間は受験した自治体(特区区域内)のみで保育士として働くことができる資格が付与されます。
2.地域限定保育士の登録を行ってから、3年を経過すれば、全国で「保育士」として働くことができます。
3.通常の保育士試験で合格した科目については、地域限定保育士試験においても免除されます。また、地域限定保育士試験で合格した科目も、次回以降の保育士試験において免除できます。
http://www.hoyokyo.or.jp/exam/gentei.html

なお、筆記試験は10月24-25日に、実技試験は12月13日に行われるそうです。
事業認定に先行する形で受験申込等が行われていた様子です。

どの様な試験等であっても受験機会を増やして合格者を増やすと、従来は合格水準に達していなかった人間が合格者に含まれてしまうでしょう。
子供の安全を担う保育士としても重責に鑑み、地域限定保育士試験の合格者であっても十分な能力や知識が要求されるでしょう。
「地域限定保育士だからちょっと・・・・」という言い訳は聞きたくありません。