我が家ではNHK朝の連続ドラマを見てから保育所へお出かけするのが日課となっています。
来週より大阪を舞台とした「あさが来た」が始まります。
保育所に関する投稿と並行する形で、「あさが来た」について思うところ等を取り上げていこうと考えています。

【原作】

あさが嫁ぐ「加野屋」(モデルは加島屋、後に大同生命保険)の北向かいには、恐らく大きな川が流れているでしょう。
ドラマ中での名称は分かりませんが、モデルとなっている加島屋の北には「土佐堀川」が流れています。
淀川・大川を経由し、天神橋筋付近で分岐して中之島の南を西へ流れている川です。
今も昔も土佐堀川沿いには金融・証券機能を有する企業等が集中しており、あさの姉である「はつ」の嫁ぎ先である「山王寺屋」(モデルは天王寺屋)も土佐堀川に近い場所にありました。

明治維新・関東大震災・戦災によって江戸・明治時代の遺構等が著しく失われてしまった東京とは異なり、大阪は比較的残っている印象があります。
保育所関係で市内を散策しつつ、歴史を語る石碑や遺構等も探しています。

【今井家(原作では三井家)】
あさの実家である「今井家」、モデルは京都の豪商「三井家」です。
当時は「出水三井」、明治時代に東京・小石川へ移住した後は「小石川三井家」と呼ばれたそうです。

朝子が生まれ育った出水三井家の跡地には「ルビノ京都堀川」という宿泊施設が建てられています。
京都府庁の西側すぐの地点です。
最寄駅は京都市営地下鉄丸太町駅・二条城前駅です。
京都御所・二条城に近く、昔も今も京都の一等地です。

参考
勢力築き上げた三井家一族
出水三井(京都本邸)、軽井沢の三郎助別荘のルーツ