【ニュース・続報】園児との添い寝・パンツ覗き込みの過去が・・・逮捕された幼稚園元副園長の続報です。
処分保留として釈放した後に任意での取り調べを続けてきましたが、大阪地検は嫌疑不十分として不起訴としました。

園児へのわいせつ容疑で2度逮捕され、その後、処分保留となった大阪府内の幼稚園の元副園長を大阪地検は不起訴処分としました。

24日付で不起訴となったのは、大阪府内にある私立幼稚園の元副園長の男性(31)です。勤めていた幼稚園で、園児の体を無理やり触った疑いで6月に逮捕され、7月には別の園児への強制わいせつ容疑で再逮捕されました。大阪地検は勾留期限となった8月、処分保留で釈放して任意で取り調べを続けましたが、男性は否認。結局、地検は「嫌疑不十分」で不起訴としました。不起訴の理由は「被害児童の供述の信用性について検討した結果、十分な証拠がないと判断したため」としています。

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000059607.html

園児わいせつ容疑で逮捕、釈放の元副園長を不起訴処分 大阪地検

大阪府守口市の私立幼稚園で園児2人にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ容疑で逮捕された後、処分保留で釈放された元副園長の男性(31)について、大阪地検は嫌疑不十分で不起訴処分とした。24日付。捜査段階では容疑を黙秘するなどしていた。

大阪府警は今年6月22日、園児の体を触ったとして、強制わいせつ容疑で元副園長を逮捕。さらに7月13日には、別の園児に対する強制わいせつ容疑で再逮捕していたが、いずれも処分保留となっていた。

幼稚園によると、元副園長は園の内部調査に対し「身に覚えがない」などと説明。一方、混乱を招いたことなどを理由に、5月に退職していた。

http://www.sankei.com/west/news/150929/wst1509290068-n1.html

時系列でまとめてみました。

2007年から?両親が経営トップを務める幼稚園へ就職
1年以上前から幼児に対する不審な行為が何度も目撃される
2015年5月12日幼稚園を依願退職
6月22日強制猥褻容疑で逮捕
7月13日処分保留・別の園児への同容疑で再逮捕
8月3日処分保留で釈放
9月24日嫌疑不十分で不起訴

起訴へ向けて捜査を進めていた様子です。
しかし被疑者が容疑を否認・黙秘し、被害者たる児童の供述の信用性に疑義があり、公判を維持できるだけの証拠が集まらなかったのでしょうか。

こうした事件では、幼稚園児・保育園児の供述の信用性が争いになる場合が少なくありません。
事件から半年以上が経過しています。
被害児童の記憶が薄れ、両親等からの誘導によって記憶が上書きされた可能性もあります。

類似事例として、小学校1年女児に対する教師による強制猥褻事案があります。
女児の話が信用できないとして一審・控訴審共に無罪としました。

元教諭、女児わいせつ二審も無罪 東京高裁
2014/09/09 【共同通信】

 東京都葛飾区の区立小学校の教室で女子児童2人の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた元教諭田代英行被告(61)=千葉県成田市=の控訴審判決で、東京高裁は9日、「女児の話は信用できない」として一審東京地裁の無罪判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。

 元教諭は2012年12月、休み時間に担任をしていた小学1年の教室で女児2人を膝に乗せ、下半身を触ったとして起訴された。定年退職の数日前に懲戒免職になっており、処分取り消しを求める行政訴訟を起こしている。

http://www.47news.jp/m/news/201409/SM0909_1083574.html

1年生の女児の供述ですら信用性が問題視されるのである以上、幼稚園児の供述は更に十分に信用性が吟味される必要があるのでしょう。

疑われる行為は職員らが目撃したこともあったそうです。
しかし物的証拠や自白がなく、起訴には至りませんでした。
客観的な証拠が極めて乏しいので、民事も困難ではないでしょうか。
泣き寝入りで終わってしまうかもしれません。