総選挙は2日に告示されました。
当日朝に保育所から移動する途中にとある選挙事務所での出発式に遭遇し、「選挙カーで午睡中の子どもが起きなければ良いが」と心配になってしまいました。

既に投票する立候補者や政党を決めている方がいる一方、これから考える方もいるでしょう。
そこで、各党のホームページに掲載されている公約等から、分野ごとの重要政策の要旨を抽出しました。
今回は労働力不足の解消の観点から注目を浴びている「女性活躍」に関する政策を取り上げます。
投票行動の一要素としてご利用ください。

【自民党】
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/126585_1.pdf
全ての女性が輝く社会の実現を目指す
数値目標・政治の場への女性の更なる参加促進
女性活躍推進法を成立させる
働き方に中立的な税制・社会保障制度等を総合的に検討
テレワークの普及促進
女性研究者・技術者の家庭との両立を図る
女性研究者の採用・登用・活躍を推進
女性のチャレンジ応援プラン
働く女性の処遇改善プラン
仕事と家庭の両立支援に取り組み企業に助成

【公明党】
https://www.komei.or.jp/campaign/shuin2014/manifesto/manifesto2014.pdf
2020年までに指導的地位に占める女性の割合30%を目標に
働きたい女性がやりがいをもって働き続けられる社会に
マタニティハラスメント等をなくす
長時間労働・男女賃金格差等の是正
子育て・介護・仕事の両立支援制度の充実
短時間勤務・テレワーク等の多様な働き方支援

【民主党】
http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto2014.pdf
女性管理職比率の目標値の設定・公表を義務付けるなどの具体的な施策を実行する
ひとり親家庭への支援、仕事と育児・介護の両立支援、ワークライフバランスが実現できる環境整備を行う
女性の健康向上の支援、男性の育児参加の促進を図る
若者・女性の起業支援のため、「働くなでしこ大作戦」などを推進する

【日本維新の会】
https://ishinnotoh.jp/election/shugiin/201412/pdf/manifest.pdf
M字カーブの解消
女性雇用率を設定し、ペナルティよりも減税等のインセンティブで誘導する
多様な子育て支援サービスが提供できる様に規制改革を進める
女性が職場で働き続けられる環境と制度を構築する
同一労働同一賃金を女性が働く環境整備としても実現する
駅ナカ・駅チカで保育所とオフィスを複合した「準・在宅ワーク」の拠点を整備する

【次世代の党】
http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2014/11/%EF%BC%88%E6%94%BF%E7%AD%96%E9%9B%86%EF%BC%89%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%81%8C%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92.pdf
特段の記述無し

【共産党】
http://www.jcp.or.jp/web_policy/data/201411_sousenkkyo-seisaku.pdf
働く女性への差別を是正し、均等待遇を実現する
働く女性の貧困問題を解消する

【生活の党】
http://www.seikatsu1.jp/wp-content/uploads/0c4778a35f0cfe0a34fd3085e210a5c4.pdf
特段の記述無し

【社会民主党】
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/2014/commitment.htm
ジェンダーの視点で法制度を見直し、男女平等社会を実現
選択的夫婦別姓の導入
寡婦控除制度を是正
ポジティブアクションを導入し、女性の社会参画・政治参画を推進