選挙戦も中盤を迎えました。
この土日は繁華街等で支持を訴える立候補者が多いと思います。

各党のホームページに掲載されている公約等から、分野ごとの重要政策の要旨を取り上げています。
今回は「初等・中等教育」に関する政策を取り上げます。
小学校・中学校・高等学校での教育は重要であり、同時に先の教育費を考えると暗い気持ちになります。
投票行動の一要素としてご利用ください。

若い世代・子育て世代が様々な面で苦しんでいて、それを政治に伝える最も有効な手段は「投票」です。
こうした世代の投票率が上がれば、政治はその存在を軽視できなくなるでしょう。
どんな候補者・政党に投票しても、白票や無効票でも構いません。
投票することが大切です。

総選挙は2日に告示されました。
当日朝に保育所から移動する途中にとある選挙事務所での出発式に遭遇し、「選挙カーで午睡中の子どもが起きなければ良いが」と心配になってしまいました。

既に投票する立候補者や政党を決めている方がいる一方、これから考える方もいるでしょう。
そこで、各党のホームページに掲載されている公約等から、分野ごとの重要政策の要旨を抽出しました。
今回は労働力不足の解消の観点から注目を浴びている「女性活躍」に関する政策を取り上げます。
投票行動の一要素としてご利用ください。

【自民党】
経済状況・発達に関わらず、子供等が質の高い教育を受けられる社会の実現を目指す
小学校英語教育の早期化・高校日本史の必修化・道徳や公共科目の設置、領土記述の充実
開かれた学校を核として地域力を強化する
教育行政の責任体制の明確化
いじめ問題に対応できる体制
道徳教育を充実
英語教育の教科
スーパーグローバルハイスクールの整備
土曜日の教育活動の充実・推進
放課後子ども総合プランを着実に実施
子供の貧困対策
http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/126585_1.pdf

【公明党】
双方向型・課題解決型授業の導入
チーム学校・コミュニティスクール等の導入
少人数学級・少人数教育の定着か
いじめの未然防止
不登校のこどもへの支援拡充
学校耐震化
放課後子ども総合プランを着実に実施
https://www.komei.or.jp/campaign/shuin2014/manifesto/manifesto2014.pdf

【民主党】
放課後児童クラブの拡充
一人ひとりの子どもがきめ細かい教育を受けられるよう、義務教育における35人以下学級を着実に推進する。
所得制限のない高校無償化制度をめざす。
保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参画するコミュニティスクール(学校理事会)の導入を促進する。
「児童通学安全確保法」を制定し、国が責任を持って体制整備を行うことにより、通学路などでの子どもの安全を守る。http://www.dpj.or.jp/global/downloads/manifesto2014.pdf

【日本維新の会】
教育予算を対GDPで他の先進国並みに引き上げる
公設民営学校の設置等、多様な教育のあり方を可能にする
教育バウチャーを支給する(特に低所得世帯へ)
教育委員会制度を廃止し、首長が教育目標を設定する
授業とインターンシップの並行、キャリア教育を推進
https://ishinnotoh.jp/election/shugiin/201412/pdf/manifest.pdf

【次世代の党】
愛国心を育む教育
規範・道徳教育
子供の能力・特性に合わせた教育環境の整備
バウチャー制度により、親の経済格差に依存しない子供の教育機会を保証
http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2014/11/%EF%BC%88%E6%94%BF%E7%AD%96%E9%9B%86%EF%BC%89%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%81%8C%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A6%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92.pdf

【共産党】
学童保育の拡充
児童扶養手当・就学援助の拡充
教育費負担の軽減・無償化
http://www.jcp.or.jp/web_policy/data/201411_sousenkkyo-seisaku.pdf

【生活の党】
高校無償化
http://www.seikatsu1.jp/wp-content/uploads/0c4778a35f0cfe0a34fd3085e210a5c4.pdf

【社会民主党】
30人以下学級の早期完全達成と教員定数の拡大
http://www5.sdp.or.jp/policy/policy/election/2014/commitment.htm